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学術委員会

東京都CCU連絡協議会ではCCU入室患者及び大動脈患者の詳細なデータを集計しています。そのデータは、発症時刻、救急隊の覚知時刻、救急隊のバイタルサインのような入院前の情報から退院までの治療や薬剤、血液検査等の情報を幅広く集積しています。


学術委員会では、この情報を活用するために学術委員の先生方に解析を依頼し、その結果を国の内外で発表していただいています。
さらに、2020年には倫理委員会の承認を得た、新たな前向き研究も始動しました。


学術委員会は年2回開催し、学会発表や論文発表に関するルールの確認、解析班ごとのミーティング等を行っています。

学術委員

学術委員は、東京都CCUネットワークにおいて集計したCCU入室患者のデータ及び大動脈患者データを解析します。

 

学術委員には、加盟施設の希望者が自施設のCCUネットワーク責任者の承認をえて、就任することができます。委員は疾患別の解析班を組織し、配布したデータを自分のテーマにそって解析します。

 

その結果を東京CCU研究会や国内外の学術集会で発表しています。また、論文として学会誌に発表します。

 

会長

高山守正(榊原記念病院)

委員長

香坂俊(慶應義塾大学病院)

統計専門

大塚俊昭(日本医科大学)


<班の構成>
①「ACS」(急性心筋梗塞班と狭心症班が統合しました)。  
  班長 高山守正

  (榊原記念病院)
②「急性心不全」

  班長 原田和昌

  (東京都健康長寿医療センター)
③「不整脈」

  班長 笹野哲郎

  (東京医科歯科大学病院)
④「急性大動脈」

  班長 吉野秀朗

  (杏林大学病院・野村病院)
⑤「肺塞栓症」

  班長 山本 剛

  (日本医科大学付属病院)
⑥「急性心筋炎」

  班長 前嶋康浩

  (東京医科歯科大学病院)
⑦「ショック・心停止」

  班長 高山忠輝

  (日本大学病院)
⑧「たこつぼ型心筋症」

  班長 吉川 勉

  (榊原記念病院)

「高野賞」

毎年11月までの1年間に発表した英文原著論文について、選考委員が優秀演題として事前に1編を選出し、東京CCU研究会にて「高野賞」として表彰状と賞金を授与します。授賞式後、記念講演を行います。

「優秀演題賞」

学術委員は、毎年11月までの1年間に主要学会で発表した演題を東京CCU研究会にて再度学術委員会報告として発表します。本報告の中から優秀演題を2題選出し、「優秀演題賞」として表彰状と賞金を東京CCU研究会にて授与します。

東京都CCUネットワークにて集計したCCU入室患者の診療データを学術委員会の疾患別解析班が解析します。その結果をより有効で効率的な医療の実現のために活用しています。また、解析結果を東京CCU研究会や内外の学術集会で発表、さらに論文として報告しています。

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